非常に高い枕モチベで手術を決意したものの、実はその後、別のトラブルに見舞われていました。
足底筋膜炎。
起床時や歩きはじめの第一歩に鋭い痛みがあるというものですが、結構悪化させてしまい、一歩目どころか「人魚姫か!」と突っ込みたくなるくらい、一歩ごとに足の裏に激痛が走り、ひんひんと泣きながら歩いていました。
年末にかけて超音波治療を受け(痛いけどめっちゃ効く)、なんとか回復。
ようやく年明けに「実は今年、手術を検討しています」と整形外科の先生に相談して総合病院への紹介状を書いてもらい、本格的に手術に向けて動き始めることになりました。
本格的にいろいろな検査をし、膝のMRIも撮ったのですが、ここで衝撃の事実が発覚。
膝の半月板て、あるじゃないですか。
大腿骨(ももの骨)と脛骨(すねの骨)を繋いでクッションの働きをする軟骨です。
半月の形をしているから半月板というらしいのですが(正確には半月というより三日月型)、私、実はそれが半月ではなく
満月だったそうなのです。
「円盤状半月板」と呼ばれるもので、アジア系では比較的多い先天性の症状のようです。
歩く時に膝が鳴るとか、引っかかるとか歩いててロックされるとかいう自覚症状がある方は、もしかしたらこれかもしれません。
こんなところに、満月をふたつも抱えて生きていたとは。
通常は大きな問題はなく、自分がそうだと知らずに生涯を過ごす人がほとんどですが、安定が悪く通常より断裂につながりやすいそうで、私のようにこじらすと、膝に大きな負担がかかる。
ところが、実はこの発覚は割とメリットも大きく、「もしかしたら、骨切りしなくても内視鏡で削れば良くなるかもしれんね」と。
これは、大きな光明です。
手術の規模も、入院日数も、痛みも、大幅に縮小されるかも!
ひとまず膝の外側だけに歯医者の麻酔程度の弱い鎮痛剤を注射し、これで数日膝が痛まないという明確な差があるか、検証することになりました。
そんなわけで、自分で経過観察です。
あ、あまり痛くない………かも…… うん、痛くない! 痛くないはずだ!
(いや、あんた痛いのん内側やろ? 今も普通に痛いで?)
という自分の内なる声を全力でシカトし続け、次の診療に臨んだのですが、
「うーん、やっぱり無理かな。
一旦内視鏡してみて、あかんかったら骨切りをやり直すという手もあるけどどうする?」と、まさに「骨削り損のくたびれもうけ」の過酷な提案を受け、
ようやく自分の内なる声と自然に向き合うことにしたのでした。
「いや……多分、あかん気がします。やっぱり骨切りでお願いします」
ここでついに骨切り術を行うことが正式に決定し、具体的に日程の調整へと入ることになりました。
とはいえ、いったん日和ったメンタルを立て直すのは大変だったよ…
(原因編・完)

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