8月31日に「宿題? 終わったよ。あとは読書感想文だけ」と言われて呼吸が止まったお母さんの為に

国語の塾講師を3年、国語教材の執筆を25年やってきた立場から書く、「リアルに最短で書ける読書感想文ハック」についての投稿です。

3人の子の母として、このセリフを義務教育9年×3の27回、リアルに聞いてきた実体験からようやく解放されて思いますけれど

あれって、ほんとに無茶振り以外の何者でもない。

そもそも、現在の小中学校の国語の授業って、特に中学生になれば、作文の授業自体がほとんどないのです。
一方、読書も、長くて10pくらいの教科書の文章をみんなで読むだけ。
自分の考えを書く問題自体「応用問題」だし、それも長くて300字くらいですね。
普通の記述問題なんて、本文抜き出してまとめるだけで70字を超えると「難問」です。

なのに、夏休みになるとなぜか、「自分で感想文を書きたい本を選んでね」「最初から最後まで読んでね」「そんで、あなたの考えを400字詰め原稿用紙3枚から
5枚にまとめてね」と、「エッ、モウイチドイッテイタダケマスカ?」とカタコトで聞き返したくなるような課題を出されるわけです。

先生に問いたい。膝を詰めて、目を見て問いたい。

それ、ほんとにうちの子にできると思ってます?
ていうかそもそも、そんなことができるようになる授業、今までしてました?

これはほんとに国語教育の闇で、どんな力をつけさせたらいいか、それをどういうふうに測ればいいかということについて、国語という教科はずっと迷走を続けている。共通テストもそう。

これについて語り出せば長くなるので、まあ一旦置いておきますが。

でもさっき、「子供に自分の考えを書くのは無理」みたいなことを言ったじゃないですか。

でも、それは半分は本当で半分は嘘です。

あの子たちはちゃんと書けます

少なくとも、自分の豊かな言葉を、実はちゃんと内面に持っています。

そうじゃなかったら、どうしてあれほ友達とどだらだら話し続けるのか。
しかも、今の子供達って、電話はしない子も多いんですよね。
LINEとかInstagramとかTikTokで発信しますけど、そこには必ず言葉というコミュニケーションツールが介在している。
あの子たちの文化は、短文を重ねてはいますが、完全に書き言葉文化です。

子供達は、自分の思いを書く方法は持っています。
ただ、あの子たちのやり方にあうように、チューニングしてあげる必要はある。

というわけで、次回のブログのタイトルは、
厨二全開・ヲタク脳で乗り切る夏休みラスト1日の読書感想文」。

タイトル通り、少なくとも夏休みラスト3日目までは投稿しない予定です。
なぜならば、これまでの感想文の常識からするとかなり「邪道」に見えるだろうし、親御さんも「えっ、ほんとにそれでいいの?」と不安になるだろうから。

だから、夏休みあと数日を残して、ちゃんと自分で読みたい本を選び、原稿用紙を埋められるなら、それはそれでいい。

これは、「もうなんでもいいです、明日までに書けるなら!! とにかくこの真っ白な海原を埋めて!!」と、腹を括ってもらう必要があります笑

私自身、腹を括れなかった。
「ちゃんとした体裁のいいものを、なんとか親主導で書かせる」ということをしてきた結果、子供が3人とも本好きにならなかったのも、国語を得意教科にできなかったのも、痛恨の極みです。

方法は知ってた。ただ、勇気がなかった。

でも、これだけは言えます。

とりあえず読みたくもない課題図書を選んで、知らないおじさん(筆者)の考えをなんとなくなぞって「面白かったです」でどうにかマス目を埋めるよりは、確実に思考力・表現力が身につくはずだし、今後につながる糸口も見つかるはず。
そんな、「国語ってこんな自由だったんだ」と思える記事にしたいと思っています。

それでは、締切3日前にまた会いましょう。


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